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更新情報・お知らせ

2021/07/01
トレーラー新規増員10名・増便10輌決定» » 三重県鈴鹿営業所/エントリー開始» » "キャビンに乗り込むのは君だ"
2021/07/01
1台積&3台積定員充足» » 三重県鈴鹿営業所/エントリー終了» » ご応募ありがとうございました。
2021/06/25
新規増員5名・増便5輌決定» » 千葉市新港営業所/エントリー開始» » "明日のエースドライバーは君だ"
2021/06/19
R3.7.20(火)道東就活フェア・企業合同説明会のご案内。釧路センチュリーキャッスルホテル 10:00-15:00 弊社ブースあり
2021/06/16
IZUMIグループ社員研修・教材ページ開設・更新中。
君の活躍は近い将来ではない
「今日から、君が"ビジネス・パーソンだっ"」» 
2021/06/07
IZUMI札幌営業所 一般事務職/エントリー開始» 
2021/06/04
エースドライバー短編小説 アイコン--短編小説--「メンテナンスの本質」「色褪せる想い」「目の前の真実こたえ」掲載。» 
2021/06/03
IZUMIグループ本社 一般事務職/エントリー開始» 
2021/06/02
鈴鹿営業所 新規路線就行につき、 3台積1名・1台積1名・管内/近距離・中距離・ドライバー/エントリー開始
2021/06/01
企業説明会開催 R3.06.18(金)ハローワーク釧路2Fブース 10:00-15:00 どうぞご活用ください。
2021/05/31
千葉市新港営業所 新規路線就行につき、トレーラー・ドライバー/定員充足エントリー終了

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令和3年4月よりの表示法改正に伴う対応

商品代・消費税の総額表示
弊社は、かねてより輸送代金と消費税を併せて表記した請求明細及び見積書や関係帳票その他の方法により総額表示と総額明示・提示(書面・口頭の如何によらず)しておりますので、この機会に更に徹底した対応をし、お客様の利便性向上を図るように致します。

はたらく車

キャリアカーやトレーラーの事や輸送環境の事を、エースドライバーの苦悩や歓喜よろこびと共に綴っていきます。彼らは挑戦を続ける限り、今でも「エースドライバー」です。

キャリアカーの魅力
自動車を積み込んで運ぶ大型車はその大きさや力強さはもちろんですが、繊細さも感じさせます。真っ直ぐ走り、偏荷重やオーバーハングを計算しながら旋回するドライバーのテクニックは積み上げた彼らのキャリアと想いを少しだけ知る事になるでしょう。

      参考動画_外部サイト

遠心力は速度の2乗

荷物である自動車は荷台で動きます。荷物にスプリングやサスペンションが付いているのですから路面の段差や遠心力を受けて上下左右に荷重を移動をさせようとします。だからと言ってガチガチに固縛(荷物の固定)をすれば別の悪影響が現れやすくなります。キャリアカー、とくにトレラーのドライバーは右左折の際荷物の荷重移動を避けながら上手く旋回します。ほとんど荷物がカーブの影響を受けていないように見え、オバーハング現象も十分回避する進入角度を取り直進復元時はハンドルさばきと小刻みなアクセルワークだけで揺り戻し現象を吸収させます。とにかく荷物を動かさないのです。

  参考動画_外部サイト

高さ 空荷3.8m 積載4.1m

トレーラートラックのボディサイズと積載時の荷物のはみ出し幅や高さは決まっています。トンネルや高架橋を通過する際は要注意。ですがプロドライバーはここでは、感に頼りません。運行管理者やドライバー本人が事前にルート上の注意箇所まで調査に出向き実際の高さを長いスケール等を用いて図ります。決してネットの情報に頼ったりしません。また予期せぬ状態、工事中で足場等があり高さや幅が実際には少しでも狭くなっているかもしれない箇所に近づいたらそこを通過せず車両を停車させます。そして情報収集をし、再度計測したりルートを変更します。荷損事故を絶対に防ぐための、たゆまぬ努力は今日も続いています。

  参考動画_外部サイト

トレースライン    エースドライバー短編小説 アイコン

右左折旋回はキャリアカーの運転技術の中でも、とにかく急を要する習得が求められます。ちょっと位上手くいったからといって調子にのって左折したら大失敗を犯します。克服しなければ内輪差の脅威があなたに付きまとうでしょう。安全確認の徹底や、練習、先輩のアドバイスが必要ですか?そうかもしれませんが、物事の本質はいつも、どこか別のところにあります。丁寧にトラクターヘッドとセミトレーラーを洗車してみてはどうですか。各部のグリスアップもしてみましょう。塗装が剥がれて錆びている部分をヤスリ掛けしてタッチアップもしてみましょうか。ワックスも塗っちゃいましょうか。そしてトレースラインをイメージしてください。ラインが見えてきましたか?まだ見えませんね。

細くて滑らかで綺麗で直線ではないラインです。

今日もあの嫌な交差点が近づいてきましたよ。

もっともらしい理屈は全て雑音です。
目の前の感覚に集中してください。

"ライン"がはっきりと見えてきたでしょう。

小さなエアブレーキ音が1回

その音が消えた瞬間。。。

待っていたのは、このフィーリング。。。

アプローチを開始すると、シャシの内側後輪タイヤまで神経が到達したような感触が伝わってきます。内輪差のラインまでクリエイティブに見える。

「今だっ、、、息を止めて、壁を超えて行け。その時、君の相棒は必ず応えてくれる。」

      参考動画_外部サイト

    トレーラー連結&切り離し  エースドライバー短編小説 アイコン

    キャリアカーの主流はセミトレーラーですが、この機体は単独で自立立脚ができません。後ろにタイヤがあるだけですので、前側の荷重は連結時はトラクターヘッド、切り離し時はスタンドで支える事になります。おまけにヘッドから電力や、油圧、圧縮空気の供給を受けているので、コードやホースを繋いでいます。ですから切り離し作業には手順があり構造を理解しないと作業手順の自己点検ができません。最も必要なコツは超スローで前進及び後退することです。しかもスムーズに、滑らかにです。かすかな音も聞こえるように静かにです。乗用車でバックが下手ならまず無理でしょう、ガクガクしながらバックも駄目です「滑らかに、超スローで真っ直ぐ」です。これが出来たら、あなたの相棒は連結した合図を出してくれますよ。

    耳を澄ませて感じてください。

    「さあ、積み荷が、あなたと相棒の出番をまっています。」

        参考動画_外部サイト

      荷役作業

      キャリアカーは大きいと言っても自動車を積み込むスペースとしてはやはり窮屈な印象。あの狭い「カゴ」の中に自動車を運転して積み込むんですから絶対的に運転がかなり上手くないと厳しいでしょう。でも基本作業を忠実に完璧に行えば仕組みは理解できます。彼らは「慣れ」と言いますが・・・センスもノウハウの蓄積も研ぎ澄まされた感覚も関係するはずです。そのお見事な技にも注目してください。

        参考動画_トヨタ輸送

      6台積・1人乗務
      荷役作業はいつも複数人ではありません。キャリアトレーラーは6台・7台積が圧倒的に多く1人乗務が基本となりますから、荷役も1人です。安全確認の補助はどの場所でも助け合って行いますが、ここでもドライバーは荷役作業員として実に正確で緻密な積み込みを個人技として提供してくれるでしょう。

        参考動画_USS東京にて

      背中の重み              エースドライバー短編小説 アイコン

      荷物を積んでいれば当然重くなり走り憎さは感じるでしょう。しかも毎回積み荷の重量は違うし、荷姿も違います。積み荷の自動車も背が低かったり、車高が高かったり、重い荷物を2階に積んで軽い荷物を1階に積むこともあるんですから、絶えず重量配分と荷重特性が異なりドライバーに与えるストレスも乱高下します。人間も動物ですから毎日ルーティンワークを繰り返す事ができるなら楽なのですが、そう甘くはありませんね。重いか軽いかは容易に分かるでしょうが、しかし背中を突くような重くて鈍い動きが、あなたに言い知れない恐れを与える事になります。それでもなんなく運行を続けますが、時々ぎこちないコーナーリングをしていますよ。路線コースは道東道のように、どこまでも広くて、真っ直ぐで交通量が少ない道路ばかりではありません。フィジカルでタイトなコースが繰り返し繰り返し訪れる道路が沢山あります。規則性もないように感じる難所も次々と待っている。毎度毎度極端に速度を落としますか?無駄なブレーキを踏むたびに、また重い恐怖があなたの背中をドン突きする。

      まるで巨大な力に押し流されるように…

      しかし、そのドン突きの正体はなんでしょうか。

          参考動画_ヨースト・ジャパン

        1/10mmの苦悩

        ターンテーブル・カプラーとキングピンの遊び(バックラッシュ)は、1/10mm単位。カプラーロックレバーの遊びも1/10mm単位。そのカプラーをじっくり観察した事はありますか?ホール内のキングピンの動きもバーチャルに描いて、頭の中で立体的に映像化してください。ヘッドにくる衝撃はこの1/10mm単位のキングピンの動き(移動)で起きるものです。

        「それはあるさ。」でやり過ごしますか。もっと高い領域で仕事をしたくありませんか。

        そこまでいかなければ見えないものがあるはず・・・

        そんな事を考えながら、高島平から5号池袋線で都心へ、江戸橋JCTのきついコーナーで荷重が外側に触れていく、オバーステアを避けようとハンドルをINにすると更に遠心力を強く感じる、今日も乗れていませんね。。。C1を銀座方向へ、京橋JCTをパスしストレートで橋脚が幾つも続く、アップダウンと減速でシャシがヘッドを突く。。。

        引けていない、押されている、余計なエアブレーキ音。。。

        「C1は窮屈だ、せめて湾岸に出たい。」
        重なり合うビルの影さえ、息苦しい。。。

        銀座料金所を過ぎ築地市場を左に見ながら汐留JCT、浜離宮が左手に続く、イタリア公園越しに、ゆりかもめが見える、ここから高速コーナーが、視界の左側に吸い込まれるような恐怖がよぎる。。。

        「また膨らむ・・・」たまらずエアブレーキ、背中も押される・・・

        田舎の営業所に移動し家族と穏やかに暮らしたい
        ゆったりと走れる道路を想像してしまう。。。

        芝浦埠頭から東京湾が見え、ストレートが続く、レインボーブリッジを過ぎたら、まもなく品川埠頭。

        自分の居場所

        品川埠頭には沢山のキャリアカーが搬出入をしている、その中で外れているヘッドとシャシを、まじまじと見てみる。グリスがしっかり塗られているターンテーブルを凝視していると

        。。。何かを感じた。

        天王洲アイルを横目に見ながら有明方面に、ビックサイトまで回送だ。ここでは、イベント車の輸送事業者が勢揃いしているだけあってキャリアカーも綺麗でよく手入れがされている、動きも違う・・・繊細な動き

        下手くそは誰もいない?自分は下手くそ・・・?この人達の輸送運賃が一流なのには理由がある・・・?

        俺は三流なのか?

        有明ICから有明JCT、長いレインボーブリッジが続く、ビッグサイトでの疎外感を感じながらも、イメージが頭に浮かぶ

      •   ・ターンテーブルでキングピンをコントロールする?あのホール内で?
      •   ・1/10mm単位で、ハンドルもアクセルも1/10mm単位?
      •   ・荷台は引くもの、押されるものではない。
      •   ・コーナリングするのは、ヘッドで、シャシは曲がれない、真っ直ぐ 引くイメージ?
      •   ・下りはバックラッシュ分キングピンは前に当てる。
      •   ・登りはバックラッシュ分キングピンは後ろに当てる。
      •   ・あくまで、ソフトにバックラッシュを移動させれば、荷重は引いて いる感触になる。

      • レインボーブリッジから緩やかそうな90°高速コーナー

        "シャシは真っ直ぐ引け"

        トラクションをゆっくりかけながら、トルクが前へ行くようハンドルもアクセルもコントロール。

        全て1/10mm単位をイメージしながら
        目の前にターンテーブルとキングピンの3D動画を映し出せ。

        シャシに働く遠心力が
                      トラクションで打ち消されて
                                            真っ直ぐと伸びていく。

        これだっ。。。

        芝浦JCTからまたC1
        浜離宮のコーナーも真っ直ぐだ。「"乗れている"」
        相棒が3D動画を起動させているようだ。

        いや違う。。。また一枚カードをみせてくれたんだ。

        汐留JCTから窮屈な銀座・京橋・兜町までの橋脚、アップダウンが続き江戸橋JCTヘアピンが待っている。
        もう大丈夫ですね。あなたは、乗れていますよ。
        悩む必要はない。

        「自分と相棒を信じろ。」
        "君こそが、エースドライバーだ"

        君には、この圧倒的な物量を誇るフィジカルなステージが似合っている。。。

        田舎暮らしも良いですが、その話はまたの機会に。

            参考動画_外部サイト

          メンテナンスの本質    エースドライバー短編小説 アイコン

          輸送機材・機体は所詮機械ですから確実に消耗していきます。必ずメンテナンスは必要ですが走行距離が進めば主要装置の交換時期が一斉に始まります。重大で深刻な状態も見つかるでしょう。時間も費用も想定し計画的に進めなければ事業運営に大きな影響を与えます。現象が起きてから、その事実に驚くようではプロとしても運送事業者としても失格だし、最低です。機械が悪いわけではありません。そんな事でびっくりして、さも災難に見舞われたかのように動揺する、あなたが悪いんです。もう車自体が寿命だなんて事は素人の台詞です。メンテナンスに掛かる一連の計画を上手くこなせるかはプロとしての本質が試される場面です。メンテの時間と機材繰り、人員配置、配車と積み荷のやりくり。 代替え車輌なんて、そうありませんよ。ロスを如何に少なくするのかが腕の見せ所です。故障して路上で立往生なんて絶対駄目です。もっと言うなら故障も絶対駄目。故障に先回りしてください。修理屋さんをあてにせず、自分の目で確かめてください。修理屋さんは故障してから初めて仕事が始まりますが、運送屋は車を動かすのが仕事です。この相容れない現実に立ち向かうんです。今日も重整備を控えている機体がドック入りを待っています。

          車輌点検

          日常・運行前点検はとても大切です。しかしこれは、ほんの手始め、入口にすぎません。だけど必ず実施しなければ重大な事象を見逃す事になりかねません。正しくマスターしましょう。

              参考動画_全日本トラック協会

            色褪せる想い

            トルク不足と力の無さを感じながら、積算距離を積み重ねてきた機体を運転し首都高を北上すると両国国技館・浅草・向島に。。。ここに来ると昨年亡くした父親の事ばかり想い出す。最近家族やいい年になった兄弟の事もあり、気持ちが、ざらつく。。。
            タービンの交換を控え、オイル漏れを起こす前に、早めにドック入りさせなければならない。

            だけど・・・

            気持ちが離れていく。。。 急に色褪せて見える。。。

            仕事を始めた頃は、目に映る全てのものが新鮮だった。
            相棒と幾多の困難も乗り越えてきた。
            走る事でしか何も生まれないと信じて。。。

            だけど・・・だけどっ

            それと、引き変えに、色んなものを失った。。。
            悲しみのたびに、失ったものがある。。。
            父親の事だって、もっと出来ることがあったはずだ。

            ドック入りを前にして、エンジンを眺めていると、今更ながら知らない事が沢山あることを感じる、何がどう消耗して、なにがどう動くのか?

            自分はメカニックじゃない。
            でも知らない事をそのままにして、やり過ごして来たことも事実だ。
            今更聞けないから、誤魔化してきた事も多かった。

            ちっぽけなプライドが邪魔をして。。。
            じゃあ「俺は相棒の事を何にも知らないじゃないかっ」

            そんな事を帰り支度をしながら考えていたが、、、

            やっぱり、やろう。向き合うんだ。出来る事は今、沢山あるはずだ。

            輝きを取り戻すことができなくても、、、
            情報は溢れるほど存在している。車検証とコーションプレートのコピーをもらって、足早に帰宅した。

            ターボタービンを交換する行程で、また分解したついでに交換できるパーツを調べ上げた。 センサー類から、ホース、パッキン、ガスケット類、驚く程多くの事実がみえ、驚く程効率良く完成度を上げる事も解った。社外・汎用パーツも豊富にあり、手間を惜しまなければ対策部品さえ用意できる情報さえあった。

            安全運行の空手形      エースドライバー短編小説 アイコン

            中小の運送事業者は外部や消費者に対して優れた取り組み等を、上手くアピールする手段も独自のサービスも少なかったり弱かったりするため、ついつい、Gマークやグリーンマークの取得を声高に伝えようとしますが、これは安全性を担保するには何の効力もありません。安全や安心は、Gマークを取得しどんな仕事をするかです。輸送の安全性や安定したサービスの供給は、優先順位として運転と荷役技術とそれをもたらす車輌性能の維持向上で、次に万全の管理体制です。そしてその根拠を示す事です。技術の向上や挑戦を怠って、Gマークの全く根拠のない権威に頼ることはやめましょう。

            排ガス後処理システム

            ガソリンエンジンに比べて、NOx(窒素酸化物)やPM(粒子状物質)といった有害物質が発生しやすいディーゼルエンジン。このため、年々厳しさを増す排ガス規制を、エンジン単体の改良でクリアすることはほぼ不可能だ。重要な役割を担う、ディーゼルエンジンの排ガス後処理装置を整理する。内燃機関は理論上、完全燃焼した場合はCO2(二酸化炭素)とH2O(水蒸気)しか排出しない。だが、実際には高圧下で爆発的に燃焼するため、HC(炭化水素)やCO(一酸化炭素)、NOx(窒素酸化物)などの有害物質が副産物として生成されてしまう。当然、エンジン本体は燃料噴射制御や燃焼室形状の工夫、点火時期および可変バルブタイミング機構の制御を組み合せて低公害化を図っている。それでも、排ガス規制をクリアするためには、有害物質を浄化する後処理装置が不可欠な存在になっている。特にディーゼルエンジンは、燃料に軽油を使い、ガソリンエンジンよりも高圧下で燃焼させることもあって、NOxが発生しやすい。不完全燃焼を原因とするススも発生しやすく、これがPM(粒子状物質)として大気汚染の原因と問題視されるようになった。このためディーゼル車には、ガソリン車よりも複雑で高性能な後処理装置が搭載されている。これは、いかに燃料噴射の制御を高度化しても、高い熱効率によるNOxの発生、高負荷時のPMの発生は抑えられないからだ。ガソリンエンジンに比べて、NOx(窒素酸化物)やPM(粒子状物質)といった有害物質が発生しやすいディーゼルエンジン。このため、年々厳しさを増す排ガス規制を、エンジン単体の改良でクリアすることはほぼ不可能だ。重要な役割を担う、ディーゼルエンジンの排ガス後処理装置はそのためにある。

              ディーゼルの排ガス後処理、複雑な3段システムでNOxを無害化

            対処療法の罠

            エンジンチェックランプが点灯すると診断機をつなげNOxセンサー異常の表示を受けてこのパーツを交換しますが、またチェックランプが点灯する事が少なくありません。これは診断機が簡易型でNOxセンサー1個を交換することが、ただの対処療法に過ぎないからです。NOxセンサーは下流側にもありますし、O2センサーも、着圧センサーもありますよ。もちろんセンサーが正常だから異常を検知している事もあります。ですが10万kmを超えているなら少なくても高温にさらされているセンサーは全て交換すべきです。コスト管理も考えて値段も知らずに発注をするのも最低の仕事です。他を比較すべきです。この辺りで、自分たちが持っている技術力の劣化を認めて改善に踏み出すべきです。最低でもSCRのデータを確認できるようにしなければ、絶対駄目です。修理屋ではなく運送屋のあなたが、やるんですよ。理由はこんな事で、いちいち車を止めていたら迷惑を掛けるからです。修理屋抜きで出来る事を増やしてください。

              ディーゼルの排ガス系csr履歴診断

            センサーは最終的に単体試験をしなければ、状態を正確に知ることはできません。これに必要なオシロスコープも最近は小型で使いやすく安価な物がありますから、導入しましょう。こうして一つ一つ取り組み克服して行くことが運送事業者の技術開発です。

              ハンディオシロスコープ 100MHz/2ch【GDS-310】

            整備業界の深刻な育成遅れ

            急速でもなかった電子制御デバイスの進歩でしたが、理科系整備士の育成が遅れに遅れて、とうとう事業者主体の取り組みではどうにもならない深刻な事態が顕在化してしまいました。つまり電子制御デバイスやシステムに的確に対処出来る整備工場や整備士がいなくなってしまった状態です。これはかなり深刻な事態です。事業者側もどうやって取り組んだらいいのか、分からなくなってしまった。と言う事です。これには公的な制度の整備しかありませんが、運送事業者はこのような理由で整備事業者をあてにしては駄目なのです。分からない者どうしが、解決しようとしても、成果は得られないからです。大切なのは、整備事業者と対等な関係で、一緒に取り組もうとする信頼関係を構築する事です。自分たちも頑張ってメカに向き合いサポートするし設備導入も進めていくし研究も行う意思を一生懸命に伝えて行くことです。燃焼後処理システムの制御の基本構造だけでも、かなりのCPUとセンサーが備わっていますから、先ずはここからです。ECUも壊れてから動くのではなく、大体15万kmで基盤のオーバーホールを計画立てして下さい。ECUのプロフェッショナルは意外と近くにいますよ。探してください。

              燃焼と後処理の両方を同時に制御するシステム

            目の前の真実こたえ

            分解整備記録簿の履歴を見ながら、重整備の計画を立てていると、不足している情報もあることに気が付く、その情報はドライバーの自分が知っている事だ。毎日一緒に戦っている自分にしか分からないはずだから。車輌管理者とフロントマン(整備事業者の受付担当)が決めた整備計画より数倍増えた交換部品。インジェクターまで交換する。意外と安価な物があった。シャシのドラムも外し、ハブのオーバーホールも行うと心に決めた。 故障してからの修理じゃないから価格交渉も可能なはず。計画整備だから、こんなに条件の良いパーツが揃う。そう確信して、車輌管理者に主張を伝える。当初の計画とは違うから当然拒否されることを想定して正論をぶった。分解したついでに出来る事がこれだけあるし、いずれ、やらなければならないから2度手間を防げるし、費用もこんなに安価で、自分の計画は割安な買い物だと言った。更についでに、シャシのドラムも分解する。続けて、自分も時間を作って工場に入って作業すると、決意表明にも似た台詞を吐いた。

            主張は通した。。。
            だけど自分も大人げない。車輌管理者は積み荷のやりくりも考えて仕事をしているんだ。。。

            騒がれた。当の車輌管理者は故障の際とは違う有利な価格交渉を済ませてから、嬉しさにも似た想いを感じていた。。。

            「本当は俺もこんな良い仕事がしたかった。。。」

            機体をドック入りさせてからは、構内作業や荷役補助、備品整備、商品トラックの回送、自走による配達の業務がある。テキパキと済ませて、早々にツナギに着替えた。早く工場へ行きたかったからだ、タービンが降りた後、自分で細部を点検したかった。新たにホース類のヒビ割れも見つけた。一度現れた違和感は直ぐに引っ込む、だけど機械が自然に治ることはない。それはまた一分後に現れるか、三日後か、一週間後か・・・ターボチャージャーに空気を吸い込むパイプに細い亀裂を見つけて時々あるアイドリング時のわずかな振動増を想い出した。「これだっ」

            解説 アイコンターボチャージャーはエアクリーナーを通過した大気を吸入するが、ここにはプラスティックや、ゴム製のパイプが使われている、プラスティックは古くなると脱着の際、割れやすくなるし、ゴム製はエンジンルーム内の高温で乾燥しヒビ割れしてくる、ここから大気(空気)を吸うとエアフローセンサー・CPU・ECUが吸入量過多と判断しエンジン回転を下げる指令を出すのでエンジンの動きが不安定になる。特に低回転域が分かりやすい。しかしエアフローセンサーの配置位置や微量な大気吸入過多では現象がデータ(診断機)として拾えないことも多い。それはインジェクターの噴射異常にも見られ、症状が収まってしまうので、診断が難しい。センサーでもデジタルなデータでも分からないわけだが、そこは昔ながらのエンジンと対話する職人の出番となる。

            メンテナンスで一番重要な仕事は事実をみつける事だ。

            交換部品を追加し工場のプロの前で恥を忍んで手伝いをした。真っ黒になりながら・・・

            翌日も構内作業と配達を済ませ、直ぐに工場へ向かった。今日はシャシのドラムが降りる。 ハブ内のグリスは想像よりずっと量があり人の手で全部取り除くのだ。慣れないせいかグリスが全身に飛び散る。顔にも頭にも。だけど懸命だった。自分で決めた事だから。。。誰のためでもない、自分のためにやっているんだ。。。

            ひどく汚れたツナギを持ち帰って、晩酌もせず就寝前にダラダラとテレビを見ることもなくPCで調べものをしている姿を見て家族が変化に気づかないはずがない。顔色も良さそうだ、複雑そうな分解図らしきものや、専門的な動画を見ているようだから、何かに打ち込んでいることは確かだと分かる。そしてさっさと寝ているから早起きするつもりだと言うことも分かる。

            全身の疲労感が強い。
            だけど心地良い。
            気持ちの、ざらつきも消えている。

            今日は苦労してグリスを交換したドラムを取り付ける。
            ズシリと重い。かなり重い。
            ドラムがすっかり取り付けられると、職人がブレーキの"あたり"を出している。エンジンも回している。ばらつきも聞こえない、鋭い過給機音を取り戻している。

            今回はECUまで手を入れた、江戸川のSHOPに頼みこんで、電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、パワートランジスタ、全交換だ。ROMまで交換して、アップデートしてくれた。プログラムの整合性もとってくれたんだから、楽しみだ。キャビンに繋いだPCのモニターが次々と正常値を表示する。

            また、戻れる。。。
            あの舞台に戻れるっ

            あの舞台・・・?
            エースがあの"最高の舞台ステージ"に戻るんでしょっ

            「このままじゃ終われないっ」
            さあ行こうっ、"湾岸へ"

            遠のいて、近づいたもの

            翌朝は、早くから出勤し準備を整えた。今日は東京湾沿いの施設ばかりの回送で降ろしと、ピックアップをしながら本牧埠頭だ。
            向島から本所、押上、東京ソラマチで一台納め、浅草通りへ、都営浅草線の列車が見え、向こう岸の満開桜がスカイツリーと重なっていく。

            日差しも空気も柔らかい。
            父親への気持ちも柔らかい。。。

            スカイツリーと桜

            隅田川を渡り日本橋で二台ピックアップ、積み荷満載で南下して銀座から首都高へ上がる。

            「久しぶりのC1、この感触だ。。。」

            芝浦から、お台場レインボーブリッジで機体が伸びるように走る。東京湾トンネルから大井のコーナー、横羽のパワーコースだ。羽田AirPortに二台回送し多摩川トンネルを抜け浮島でリース車の入れ替え。ここからが湾岸の本番最高速ステージだけにパワーがいる。緩やかな勾配に長いストレートが続く

            アクセルに反応する過給機音、地面に押し付けられる巨大なスタビリティーが機体を前へ前へと押し出す。翼橋までよどみないトルク感が自信を与えてくれる。節度感を取り戻したブレーキがやる気にさせてくれる。スペシャルなパーツなんてなにも使っていないのに最高だっ。

            「いいぞっまだまだやれるっ」

            大黒JCTから横浜ベイブリッジ。-------域の長いパワーが続く
            戻って来たぞっ

            嬉しい。。。
            本当に嬉しいっ

            失ったものはあったが
            「気持ちは前向きだ」

            本牧埠頭が見えてきましたよ。
            あなたは、まだまだ戦える。

            それに・・・あなたは

            なにも失っちゃいない。
            失ったものなど何もありませんよ。
            心が離れたんじゃなく、近づいただけですよ。。。

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            退けられた挑戦者    エースドライバー短編小説 アイコン

            三か月前、東京駅に降り立った時の事を想い出していた。 不安や恐れはあったものの、内に秘めた闘志と信じていた輝きに溢れていて、隠したい自信がネガティブな感情を見事に打ち消していた。東北の田舎でキャリアカーに乗り四年、この舞台に上がることを毎日毎日、来る日も来る日も考えていたのだ。
            いや、そのずっと前から思っていた。

            「ようやく、遂に、たどり着いた」
            一流のドライバーが集まる、この舞台に立てるんだっ・・・

            東京駅

              東京駅/地方から上京する者のスタート地点として象徴的な存在

            湾岸幕張パーキングでスタバのカフェラテを飲みながら自分の機体を見上げていた。
            今は完全にネガティブな感情に支配され、思考が堂々巡りをしている。
            今日は遂に食欲もなく、義務的な食事もパスした。湾岸幕張パーキングでは、いつも辛口の「麻婆豆腐定食」か味噌ダレの「回鍋肉定食」を注文し、食事をしながら満たされていく自分みらいを見ていた。

            それが今じゃ追い込まれて心が折れそうだ。。。 横羽は嫌いじゃないと思っていたが、荒れた路面、狭い車線、思ったより載るスピード・・・デンジャラスな場面が度々ある。それに外環の想像を絶する交通量・・・車線変更も、合流もかなり厳しすぎる。先日は気づいた時に車線移動が出来ず、とうとう首都高から降りざるを得なくなってしまった。

            下道に出てからは、ひどいもんだ。道が分からないから、大迷惑を掛ける事態になってしまった。カーナビもあてにはならない。この長い機体は簡単に停車させられないし、抜け道は使えない、前へ進められなかったら立往生だ。

                参考動画_外部サイト

            「はぁー」と深呼吸をするように小さなため息をつき、「そろそろ行こう」独り言をいいながらキャビンに乗り込んだ。
            出口はすぐそばの湾岸千葉IC、行先は千葉市新港営業所のモータープールだ、そこで6台荷降ろしで3台積んで、松尾町の新車整備工場行きだ。今日の仕事は楽だ、だけど松尾町で6台積んで夕刻には、また都内だ。。。気が重い。。。

            どうやら、この男を苦しめているのは都内の走り方だ。あの機体で狭い車線を真っ直ぐ走り、曲がり、止まることも高い精度が要求される。真っ直ぐ走るだけなのに、車線と機体の立ち位置がつかめず、恐怖でハンドルを小刻みに動かしフラフラしているように見えるなんて、全然駄目です。首都高の合流は難易度MAX。大体、道を暗記していないなんて論外です。交通量が桁違いですから、車線変更は最小限で済むように最初から右か左端を走るんですよ。

            東京都内の運転 ポイント10

            「東京都内の道は運転が難しい! 」実際に行ったことがなくても何となく運転が大変そうなイメージですが、本当にその通りでしょう。これをいつ迄たっても上達しないままでいいのか?何十年も掛けてようやくマスターしていくか?あるいは上達なんて考えないか?普通はこんな感じです。しかし運転を仕事とするプロドライバーはそうはいきません。特に大型車でトレーラーを都内で操るのは至難の技です。考えただけでも恐怖心を与える交通事情が見えて来るはずです。ですがこの場所ではそのオーダーを安全にやってのける者がいることも事実です。都内の道を運転できれば、日本全国は怖くないかも!?

            いろいろなモノがとにかく多い! 東京編

            東京の道の運転は、とかく難しい……ということで、モノの多さによる対応とモノの多さが生み出した道路環境、特に交差点について解説。

            東京の道路1

              参考画像/PIXTA

            1.クルマが多い

            東京はさまざまなモノが行き交う街。モノや人を運ぶため、クルマがたくさん行き交っています。クルマが多いと車間距離が自然と狭くなりがちで、都内で広めの車間距離を取ろうと思うと、車線変更のクルマが入ってきて余計に気疲れが……都内の道は、周囲のクルマの動きに気を配り、流れにスムーズについていきましょう。

            東京の道路2

              参考画像/PIXTA

            2.歩行者が多い

            クルマが多ければ、人も多いのが東京都内です。歩道上の人同士がすれ違うためだったり、タクシーを拾うためだったりするのでしょうが、車道に急に出てくる人にびっくりすることが少なくありません。また商店街なども多く、車道と歩道の幅が狭く、はみ出してしまう人も少なくありません。たとえ歩道だとしても、歩行者がいる場合は、飛び出しす可能性があると考えながら運転する必要があります。

            東京の道路3

              参考画像/PIXTA

            3.車線が多い

            クルマが多いために車線を増やしているのですが、これも慣れていないと難しい! 個人的には、この要素が東京の道が難しいと言われる大きな要因と考えています。なぜなら、車線が多いということは「車線変更」が必須だから。クルマの多い状況下で50km/h程度のスピードを出しつつ、絶妙に狭い車間距離の中で、ミラーや目視で周辺を確認しつつ、車線変更するのは、ほぼ片道1車線の道しか知らない筆者にとって、かなり高い難易度なんです。それならば、ずっと左側の走行車線を走り続ければいいじゃないか、と思われるかもしれません。でも、次の理由がそれを許してはくれません。

            東京の道路4

              参考画像/PIXTA

            4.走行車線で停車するバス、タクシー

            車線変更に苦手意識のある方は、走行車線を走って何とか自分のペースを取り戻したいですよね。でも、走行車線上にはバスやタクシーの乗降中……そういう場面では、車線変更を余儀なくされます!運よく車線変更がスムーズにできればラッキーですが、車線変更をするタイミングを逃してしまうと、バスやタクシーの後ろで右側車線のクルマが途切れるのを待つしかありません。

            東京の道路5

              参考画像/PIXTA

            5.視覚的に気になる道路沿いの看板風景

            運転中の視界に入って気になるのが、道路沿いの看板です。緑の中で運転するのに慣れた筆者にとっては、ビルや看板が圧迫感が気になります。特に、夜は看板が点灯するため対向車も含めてライトのまぶしさが気になります。そういうときは、夜間用のバイザー(遮光板)を用意すると、ライトのまぶしさが軽減されますよ。

            6.逆に少ないのは、落ち着ける駐車場

            一方で、入口が大きく、入りやすい駐車場が少ない印象です。迷ったかな? と思ったときや気持ちを落ち着けたいときに、コンビニなどに入って気分をリセットしたくてもできません。そもそも駐車場付きの場所が少なく、また入口が歩道などで分かりにくく見逃してしまうことも。少しだけ困った状況のまま走り続けるのは不安ですし、注意力が散漫になるので危険ですよね。

            東京の道路6

              参考画像/PIXTA

            このように東京都内の運転は、クルマや人が多く、常に変化する状況に注意しなければならないのが、難しいと思われる要因ではないでしょうか。そして、都内の難しさはこれだけでなく、モノの多さが生み出した道路環境、特に交差点についても難しいポイントが……

            一見さんお断り? な難しい交差点編

            モノの多さがもたらす運転中の対応の難しさにから、モノの多さからなる道路環境、特に交差点について難しいポイントについて

            東京の道路7

              参考画像/PIXTA

            7.交差点が十字(90度)ではない

            東京都内の道は入り組んでおり、交差点は、十字路でも角度がぴったり90度ではないことが多々あります。その上、5叉路や6叉路になっていることも少なくありません。そのため、交差点でどこに進めばいいのか戸惑うことも。あらかじめカーナビゲーションで交差点の形状を把握しておき、複雑な交差点では拡大するなどして備えておかないと、交差点で慌ててしまいます。

            8.交差点の先で、車線の数や道路幅が変わっている

            交差点で直進する時だって油断できません。なぜなら、都内の道は交差点の先にある車線の数や道路幅が変わっていることがよくあるからです。まっすぐに進んでいっても、その先の道路も同じ車線数とは限りません。走っている車線が急に右折専用レーンになったり、車線数が増えたりする可能性があります。そんなときにも、まずは慌てず流れに乗って運転すること。また、道路幅が狭くなる場所では、前後だけではなく左右のクルマにも注意しましょう。

            東京の道路8

              参考画像/PIXTA

            9.坂の上の交差点では、先が見通せない

            東京の道は、アップダウンが多く感じるのも特徴。坂道頂上での交差点を通るときは先が見えにくいので、いつもより慎重に、先の状況を見越して運転する必要があります。車高が低いクルマや夜間などライトが付いているときなど、状況によっては、さらに先が見えにくくなるので難しくなるので注意してください。

            10.時差式信号が多く、ぼんやりできない

            都内の複雑で、集中力がいる道路を走り、赤信号でほぅっとひと息……でも油断はできません。対向車など周りのクルマは止まっているけれど、時差式信号で自車の進行方向だけ青だったり矢印が出ていることもあるので、常に、前方には注意を払っておく必要があります。時差式信号に慣れていないと、周りのクルマが止まっているので、進んでいいのかちょっと戸惑ってしまうので、周囲の安全確認は怠らずに。

            東京の道路9

              参考画像/PIXTA

            都内の運転の難しさは、これら交差点の難しい要素が組み合わさっているところ。一瞬の戸惑いが全体の流れを遮って危うい状況を生んでしまうこともあるので、道路の状況はカーナビなどで十分に把握しておきましょう。交差点の先は直進・右左折関係なく「未知の世界」くらいの気持ちで、注意深く道路や周囲のクルマを見て通行しましょう。

            東京の道路10

              参考画像/PIXTA

            東京都内のいいところ

            東京都内はマナーが良いドライバーが多い場所でもあります。マナーが悪いドライバーが多すぎるのは地方都市です。他の通行車(者)にイチイチ目くじらを立てていても 次から次と車輌が怒涛の流れのごとく押し寄せるのですから切りがありません。他の道路と比べて、とっさの判断が必要になることが多い分、周りのクルマに対してゆずり合いの精神ができているのかもしれませんし、それがこの場所での走り方だと知っているし、時間も無駄にしたくないので、実にうまく合わせてくるのでしょう。

            光の向こう側    エースドライバー短編小説 アイコン

            松尾町から6台積載で佐倉ICから高速へ、子供の頃に抱いた夢の始まりを想い出していた。小学生の頃、田舎から家族に連れられ東京都内の親類宅を尋ねるため上京した際、親戚のお兄さんが内緒で深夜のドライブに連れって行ってくれた。首都高を周回し、湾岸を走りまたC1へ。。。輝いていた・・・あまりにも眩しい世界が永遠と広がっていて一瞬で魅せられた。。。

            「もう一度、行きたい・・・」

            彼はその強い想いを持ち続けた。。。

            この場所へ来るのに今の職業でなくても想いは果たせたはずだが、車好きな事も手伝ってこの仕事に辿り着いた。選んだのは自分だ。

                参考動画_首都高の夜景

            そうこうしている内にまた都内だ、狭い車線と機体の位置がつかめない。横切る走行車両がギリギリ過ぎるように感じる。。。道も完全に掌握出来る程じゃない。。。
            「俺はどうしちまったんだっ」
            「俺はどうすればいいんだっ」
            「調子に乗って、ここまで来て・・・」

            「俺は馬鹿だっ馬鹿だっ馬鹿だっ。。。本当に馬鹿だっ」
            所詮この程度・・・たいした乗務員じゃないんだ・・・所詮、所詮、田舎者だ。。。

            車内で独り言を繰り返していた。独り言が多い男だ。。。彼が幼い頃から憧れを抱いた場所へは物理的に、また文字通りの意味としては、やって来たが本当の意味では、その光の向こう側へは来ていないし、その景色も見ていない。むしろ現実は自分で不幸の原因を作ったに過ぎない。。。世の中そんなに甘くないっ、と言ったところだろうか。

                参考動画_Truck Channel

            苦悩は一層深まるばかりで、ストレスも相当過剰になってきている。帰宅しても当然心が晴れる事はない。最悪の事も考え始めた。

            このまま終わるのか。。。
            このままでは、乗務の適正に欠けていると見なされて、トレーラーを降ろされるか。そんなことになれば・・・育成ドライバーの奴らは手ぐすね引いてそのチャンスを待っている。あの機体も持っていかれる。。。そして俺は3台積か、1台積に配置換え。。。降格じゃないかっ・・・今更1積なんかに乗れない。いやいやあれも大事な仕事だ。まさか自走員。。。嫌だ絶対嫌だっ・・・いやいやいや、自走員も重要な仕事だ。1積・3積・自走がなかったら積み荷をモータープールに集められないし、配達も出来ない。俺たちが積む荷物もない。

            思考が堂々巡りとは、こう言う事だろう。悪いことばかり考えている。出口が見えないからこうなるのも分かる。それにひどい孤独も感じている。誰にも相談できないし、相談してもしょうがないと、はなから決めつけている。
            ベットに横になってから、アニメの台詞を言った。

            「ああぁ・・・我、あやまてり。。。」
            三国志の馬謖ばしょくだ。街亭の戦いで自らの失策により敗北し第一次北伐に失敗した時の台詞だ。師と仰ぐ諸葛孔明の指示通りに陣を敷かなかったのだ。
            「ああぁ・・・我、あやまてり。。。」
            ・・・病んでいますね。。。

            人口過密で孤独な大都会東京

            「こんなに人がいるのに、僕は孤独だ」

            仕事の重圧だけでも相当なものなのに、大都会の喧騒と孤独がそれに追い打ちを掛ける。このような構図は容易に想像がつくし、十分理解もできる。簡単に解決できるものなんて多くないのは確かなのだから、孤独がメンタルに与える影響は大きいし、長期間に渡るものとなる。
            敗北(失敗)したら田舎に帰るのは昔も今も変わらないだろう。だが"都落ち"しても、それは人生の敗北などという大袈裟なものでは決してない。

            人口過密で孤独な大都会東京:23区は単身世帯が過半数

              孤独な大都会東京

            23区は単身世帯が過半数

            人口集中エリアほど単身世帯が多い。過密なのに孤独な首都・東京。人口減少期に入った日本でも、東京の人口は増え続けている。2015年の国勢調査で、日本全体の人口は前回調査(2010年)比96万2607人減少したが、東京23区は32万7045人も増加した。1平方キロメートルあたりの人口密度は6169人で、第2位の大阪府4640人とは1500人もの開きがあり、全国平均341人の18倍に当たる。それほど過密な東京だが、一世帯あたりの人数は漸減している。15年調査で、東京の一般世帯1世帯あたりの人員は1.99人となり、全国で初めて2人を下回った。都心部の23区では1.91人。このうち、新宿区が1.61人と最も少なく、豊島区、渋谷区の1.64人がこれに続いた。

            東京の一般世帯1世帯あたりの人員

              東京の一般世帯1世帯あたりの人員推移

            中心部ほど世帯人員が少なく、中心から離れるにつれて世帯人員も増えていくことがヒートマップにくっきりと表れている。人が密集し、賑わっていても、家族と離れて孤独に暮らす人が多い都会の現実が浮かび上がる。

            東京の一般世帯1世帯あたりの人員

              世帯あたりの人員分布

            単身世帯の比率は東京全体で47.3%。23区では半数を超え、新宿区、渋谷区、豊島区では6割を超える。他府県から東京への流入ばかりでなく、東京都内でも若い世代を中心に、郊外からより都心部へと移り住む傾向が強いことが、単身世帯の増加につながっているとみられる。

            暗中模索    エースドライバー短編小説 アイコン

            翌日は成田Airportへ、レンタカーの回送と折り返して千葉市内行きだ。都内から外れるから少しホットしているのだが、それは3週間程度の千葉路線応援の期間だけだ。現実から逃れられた訳ではない。彼のメイン路線は都内朝着オーダーの深夜便だ、シフト制で3日に1回は日中都内通過便、最も濃い、まさにエースを投入するステージだ、彼は自分で強く志願して、その配置を勝ち取った。高校まで野球をやっていた彼はチーム内のポジションに、なぞらえて「スタメンは絶対守る」と決意していた・・・しかし、その決意は今まさに崩されそうになっているのだ。乗務員として身に着けたスキルは相当高いはずだし身体能力もかなり高い。懸垂で2Fフロアに素早く登れるし荷役・固縛では体の柔軟性と筋力を発揮し、きつい体制も保持できる。それを見れば、ちょっとしたアスリート並みだ、運転センスも悪くないどころか、全長18mの機体が手の中に収まっている走りができたはずだったのだが・・・

            今、抱えている最大の問題は、道が分からないことだ。それが原因で、オドオドした走りになり、数メートル先の事にも不安になるから車線の狭さに惑わされて、機体を上手く操れないのだ。首都高・湾岸・都内が手の内に入れば解決するはずだ。
            いや、最大の問題は、ではなく問題はこれ1つしかない。。。

            「なんとかしなければ・・・」
            「このままでは、終わってしまう・・・」

            策を考え始めた。

            成田Airportへのレンタカーは空港場内まで入らず、高速も手前の成田スマートICで降りる。旅客ターミナル付近で荷降ろしが出来ないからだ。レンタカー会社のモータープールは成田市小菅から香取付近に集中している。ここから旅客ターミナルまではレンタカー会社の自走員が自走で中継する。またはレンタカー会社のマイクロバスで利用客をプールまで送迎するのだ。ターミナル内にもレンタカー会社のサテライト・カウンターがあり受付担当者が配置されているから至れり尽くせりだ。民間の駐車場サービスも同様のサービスを提供していて民間駐車場のプールからの回送オーダーも需要が一定量あるのだ。海外から事前にレンタカーのチャーターも出来るし、預けてあるマイカーなら渡航予定変更で自宅への回送オーダーも簡単に出来てしまうのだ。クレジットカードさえあれば決済できてオーダー完了である。

            成田空港レンタカー・カウンター

              成田空港/旅客ターミナル/レンタカー・カウンター

            成田でレンタカーを6台積、千葉駅付近まで回送だ。そこから千葉市新港営業所で6台積、茨城行きの路線になる。

            「今夜、マイカーで走るか・・・
            まずは地図を何種類か買おう。
            カーナビはリアル感がまるでない・・・」

            利根川を渡り茨城県取手市行き、そこから、さいたま市、そして都内の自社モータープールへ、中継輸送の連続で都内・首都高の濃い道路は避けられそうだ。ほっとしているが、明らかに逃げの姿勢。自分の弱さに負けている・・・
            「地図を買って早く首都高で練習しよう」また独り言を繰り返した。

            仕事を終え足早に帰宅する際、機体に語りかけた
            「もう少し待ってくれよ。必ずなんとかするから」
            そして今は、申し訳ない・・・

            6台積セミトレーラータイプのキャリアカー

              6台積1軸2輪セミトレーラータイプのキャリアカー

            急がれる奇策    エースドライバー短編小説 アイコン

            夕刻の遅い時間からマイカーの小型車で首都高に上がり環状を周り始めた。外環状も内環状も何週しようと高速料金1,320円だ。相変わらず混んでいる、でも流れている、小型車でも気が抜けない、グルグル回るから出口にアプローチする心配がない・・・手応えがない・・・

            「はぁ~っ」
            代々木PAで深いため息を付いた・・・
            収穫がないような気がした。根底からやり方が違うのかもしれない。所詮ただの思い付きの浅はかな知恵だ。代々木PAで小休憩を取ったのは、食欲がないので、ソフトクリームを食べようとしたからだ。
            代々木PA名物がリニューアルしました!
            濃厚なソフトクリームに、はちみつシロップを加え
            特産地岩手直送のはちみつをたっぷりかけました。
            こんなキャッチフレーズから、ふるさとらしきものを口にしようと思ったのだ。
            そしてまたC1へ・・・

            首都高は短時間で表情を変え続ける、穏やかな姿は30分で豹変する。
            苦しみと悲しさと
            狂気乱舞とロマンスと
            成功と挫折を
            愛しさと絶望と未来を
            24時間全て見せるのが首都高・湾岸
            そして大都会「TOKYO」だっ。

            栄光と繁栄 敗北と絶望が表裏一体な東京

              栄光と繁栄 敗北と絶望が表裏一体な街「TOKYO」

            1日目は収穫なく、翌日は宇都宮までの幹線輸送だ、そこから佐野までの路線。このクラスの乗務員なら楽勝な仕事だ。
            だがこの男の心は楽勝じゃない・・・昨日の結果が更に混迷を深めた。
            「だけど、今日もマイカーで走るしかない・・・」これしか言えないのだ。
            「何か策はないのかっ。。。くそぉーちきしょー」車内で叫んだ。ドラレコが音声を拾っていることを知っていても叫ばざるを得ないのだ。

            今日もまた焦ってもがいている
            悔しい気持ちもある

            輸送を終えて営業所の駐機場に到着し車内で運転日報を速やかに書いてキャビンから飛び降りた。そして振り返って機体を見上げ声を掛けた。

            「申し訳ない。本当は俺だって別れたくはない。お前と一緒に輝けるはずだったんだよっ。ごめん、本当にごめん、だけど、だけど・・・」

            手ごたえなくC1を回った、喪失感と敗北感を感じながら。。。深夜になり静かにこのステージを眺めたくなってお台場海浜公園へ。駐車場から歩き誰もいない場所で腰を降ろしてレインボーブリッジをボーっと眺めた。ただボーっと眺めていた。
            誰も、だれもいない場所で・・・

            お台場海浜公園から見る夕暮れ(サンセット)や夜景はとても優雅で美しい

              お台場海浜公園から見るレインボーブリッジ

            涙が零れた。ついに涙が・・・止まらない
            おいおい泣いた。顔を両手で覆って。。。

            おいっどうするんだよ。東京くんだりまで、きてしまってから。。。 田舎の営業所のみんなは喜んで、お前を送り出したんだぞっ。運行管理も配車係のおばさんも、自走員や単車のお兄ちゃん達も、高齢の1積や3積の爺ちゃん達も、工場のおっさん達も。欠員補充なんて簡単に出来ないから、あの太った所長が今もお前の代わりにトレーラーを引いてるんだ。本当にどうするんだよ・・・

            両親の事も想い出している。 そして相棒あいつのことも・・・

            また込み上げてきて、おいおい泣いた。

            手を伸ばせば伸ばすほどに
            遠くへゆく
            思うようにいかない
            ただ情けなくて涙が出る
            踏み込めば、踏み込むほど苦しくなる

            有能で小さな斥候せっこう    エースドライバー短編小説 アイコン

            前夜ひどく大泣きしたせいか翌日は諦めモードで千葉路線の運行に就いた。あまり焦っていない心境であったが喪失感に包まれていた。習志野陸運支局で直納だ遠方から販売業者が現地で待っている。支局で検査登録して、近くのガソリンスタンドで洗車して客先に納車するのだろう。支局の敷地内で6番5番に積んだ2台を素早く降ろし伝票にサインをもらって次の千葉陸運支局に向かった。ここでも1台直納だ。4番フロアの積み荷を降ろし荷主に渡した。ここから千葉市新港営業所、3台降ろして6台積み込み。久しぶりのUSS東京行きだ。USS東京には多くの陸送事業者のキャリアカーが集結するみんな高級車を扱うだけあって荷役も抜群に上手い。だけどそんな光景を見ても自分は劣っているとは思えなかった。今の問題はそんなことではないのだ、YouTubeで得意げになってハマーを積んでいるサンぐグラスのおっさんを思い出し、大したことでもないものを大したもののように見せている。。。「あいつは、何をしたいんだ?」でも俺だって大した事はない・・・6台降ろして、積み荷オーダーの電話連絡を待つ。専用アプリで送信された電子伝票を紙の伝票に書き写し出庫手続きをする。積み荷6台を全部さいたま市まで回送だ。
            さいたま市で、また6台積C3で戻りだ。外環浦和ICに近づくと前を走っていた、小さなスクーターが一緒に料金所に入っていきETCのゲートが開き入って行ったのを見て、結構驚いた。。。えっ。。。えっえぇぇぇ・・・
            驚いてナンバーを見たら、白色。。。250cc?それにしては小さすぎる・・・200ccなんてあるか?でも小さい、小さすぎるよ。高速入ったよ。125ccは高速乗れないし、それにピンクナンバーだし・・・

            126cc以上のバイクについているナンバープレートは大型でも中型でもサイズは同じです。

              バイク用のナンバープレートのサイズ

            それに速い。頭をよぎったのは、これは使えるかも・・・ 小回りも効くこの乗り物は都内の方向に消え去っていった。
            営業所のモータープールに到着したが、彼は早くあの2輪車の事を調べたかったが、荷降ろしをして、さすがに今日は洗車しなければと思っていたので早る気持ちを抑えながら手早く洗車し機体を定位置に駐車して輪留めをしながら機体に語りかけた。「ちょっと調べたいことがある。でも調べないと分からない・・・」何度もブツブツ独り言を言った。点呼を終えて足早に休憩室に行き、まずはスマホで検索。。。150ccか。急いで自宅のPCを使いたくなり真っ直ぐ帰宅した。
            ・150ccのスクーター
            ・確かに小さい
            ・高速に乗れる
            ・都内はスイスイ
            ・駐輪場も使えそう
            ・中古でも30万以上
            ・登録費用やETC・ヘルメットやグローブ他を含め35万以上にはなりそうだ
            ・いや、40万かも?
            ・でも直ぐに納車されるか分からない
            頭が一杯になった。
            明日は休みだ、あの2輪車を探そう。そうだ、まずあいつ2輪車に会わなければ

            普通に快適すぎるPCX150

              首都高を抜けて中央道方面へ|PCX150

            なぜか気持ちに慌ただしさを感じた。

            だけど光を感じる気がする。。。
            光が見えそうな、この感じ。。。
            小さくて見えもしない光が・・・

            翌朝早めに起床し、洗濯と部屋の掃除をして2輪ショップの開店時間を待った。
            あてがあるのは、東京に転勤してから2週間研修と称して自走員をしていた時、配達や荷受けで立ち寄ったショップだ、中古自動車も扱っている2輪ショップだ。店主が気さくに話しかけてきて出身が同郷ということが分かり、打ち解けて話すことができた人物だ。開店前につながる電話番号を知っていたが、少しは遠慮して10:00オープンの30分前に電話しようと決めていた。
            9:30電話して一応申し訳なさそうな話し方で店主に繋いでもらった。店主は元気よく電話に出た。要件の150ccのスクーターの在庫を尋ねたら4台あると言うことだった、直ぐに見に来ても大丈夫との事だったので、急いで出かけた。

            通帳もキャッシュカードも持って出てきた。。。

            半ば覚悟を決めていた。
            全てを投げ出す覚悟がなければ、あのステージでは勝てない
            「俺はやるんだ」
            誰のためでもない、自分のために戦うんだ・・・
            またブツブツ独り言を繰り返していた。

            ショップに到着すると、早速展示中の4台のPCX150を見せられた。どれも状態は良い。一番価格が高いのは35万円以上だ。
            またがってみたが、やはりコンパクトだ。
            「これなら下道も十分回れる・・・」

            速くて、気軽で、便利なバイクPCX150

              速くて、気軽で、便利なバイク|PCX150

            後3週間弱で首都高、湾岸、都内23区の高速沿線の下道をこの手に入れるんだ。。。
            そうだ、全部手の内にするんだ、この小さな相棒と一緒に。。。 またがった、小さな相棒に語りかけた・・・「俺と大きな相棒を助けてくれ。俺と行こう、最難度あのステージへ」

            店主に何日で納車できるか尋ねた。
            「1週間だよ」

            ・・・急いでいます。なんとかなりませんか?申し訳なさそうに懇願した・・・
            どうしたんだ?通勤に使うのか?
            それが・・・道を覚えたいんです・・・
            そうか、でも焦らないほうがいいよ。

            こらえきれなくなり、思い切って言った。「今日か明日中にお願いします。どうか助けて下さい。どうか、どうか、、、」

            店主は驚く素振りさえ見せず、落着き放って言った。
            それは、平凡なドライバーの立場ではなく、お前たちが内に秘めているハイレベル・ドライバーの称号のためか?
            ・・・
            お前はどんな走りを見せてくれるんだ?間違ってもここで模範解答を言うなよ。
            ・・・
            それに、あの大きな陸送会社でお前はどの程度のドライバーなんだ?
            ・・・

            言葉を選ぼうとしていたが、このオヤジが求めている本当の事を言うことにした。。。
            「俺がエースドライバーです」
            「ファンタスティックな走りを見せますよ。。。3週間後に。。。」

            短くはない沈黙が続いた・・・ そして店主が口を開いた。。。 最高だ、最高だっ、これだ、この感じだよ、欲しかったのは、この熱さ。。。本当に「ワクワクする」

            いや違う
            「ヒリヒリする。。。」「ヒリヒリする」

            ダイジェスト    エースドライバー短編小説 アイコン

            舞台は圧倒的な物量を誇る国際都市「TOKYO」陸上輸送の要所、首都高・湾岸。
            わずかな手応えと、過去に感じた成功体験と、かすかな自信を手掛かりに自動車輸送の領域に足を踏み入れた主人公たちが挑戦を挑む。

            もう1人の主役がトラクターヘッドにセミトレーラー、通称:シャシまたは通称:台車

            車輌運搬車 | 株式会社浜名ワークス

              車輌運搬車 | 株式会社浜名ワークス

            この輸送機体は共に戦いを続ける事で擬人化された「相棒」となる
            彼らを悩ませるのは
            荒れた路面、狭い車線、思ったより載るスピード
            そして、あの恐ろしい程、桁違いの交通量。

            五輪期間、昼間の首都高は1000円上乗せに 高速料金に変動制導入で渋滞

              トラックなどで早朝に混雑する首都高速湾岸線(東京都江戸川区)

            癖のある機体も挑戦者を苦しめる
            そこに大都会の喧騒と孤独が追い打ちを掛け
            彼らは次第に追い込まれ何度も心が折れそうになる。
            しかし自分を信じ壁を越えようともがく中で光を見出し
            再び向き合うことで相棒が本当の姿を見せ「必ず応えてくれる」
            ある者は家族の事で悩み、ある者は肉体の衰え感じ、重荷を抱えながら今日も首都高・湾岸に出ていく
            苦しくても走ることでしか答えは見つからないことを知っているからだ。
            重荷は全て「相棒」の荷台に積み込み
            未来と、内に秘めた"エースドライバー"の称号を掛けて戦い続ける。

            首都高は短時間で表情を変え続け、穏やかな姿は30分で豹変する。
            苦しみと悲しさと
            狂気乱舞とロマンスと
            成功と挫折を
            愛しさと絶望と未来を
            24時間全て見せるのが首都高・湾岸
            そして大都会「TOKYO」だっ。

            リッチな気分が味わえる大人のデートといえばヘリコプター

              レトロな下町から富裕層向けまで様々なスポットが点在する東京


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